2008年05月26日

à Paris 〜2−1.オランジュリー美術館

月曜日からこんな休日のネタを・・・
今日はすごく暑かったし、電話が多い・・そう月曜日って電話が多い。
喉がつかれた〜
ということで、ちょっと癒されたかったから。。


パリへ行ったのは、もうだいぶ前のことになってしまうのですが、
週末にならないと会えない友達にお土産を渡したり、
旅行話をしたり・・ということがあって、また思い出し、
そうすると、帰国した頃よりも、印象深かったことがさらに鮮明に
なっていくのを感じます。

2.美術館について

今回行ったのは、
 ロダン美術館
 オランジュリー美術館

でした。

今日はオランジュリー美術館についてアート

本当は、オルセーに行くはずが・・・
初日のエッフェル塔で3時間半待ったせいでたらーっ(汗)
その後の予定が完全に狂い、無理でした。
でもそのおかげで、とても印象深い作品たちに会うことができました。



オランジュリー美術館といえば、
もちろんモネの睡蓮なのですが、

私にとってより印象深かったのは、ポール・ギヨーム氏のコレクションの方でした。
本当にびっくりした〜exclamation×2目


モネの睡蓮ももちろん素晴らしかったですよ。
モネは、この作品を自然光の中で展示してほしいという願いがあり、
それをかなえたのが、この美術館だったそうです。
実現したのは、残念ながら他界後だったそうですが、
それにしても、この企画の素晴らしさには敬意抱かずにはいられません。
また、モネの絵画≪睡蓮≫のどこをとっても、その色の美しさにため息が出ます。
これらの色どれも好きだなあ。
私は≪睡蓮≫を観る度に思うのですが、
彼は「睡蓮」を描いたのではなく、睡蓮の在る「水面」あるいは「水面の風景」を描いたのだと。
そう、「水面」を描いたのです。
その一見捉えどころのない物憂げな感じを
それ全体として美しいものに見せた、睡蓮の庭を観察するモネの感覚が
なんとなく伝わってくる感じがする、、
などといってはあまりにおこがましいかもしれませんが。。
なにせ、素敵です。粋ですよね。



ところで、
肝心のポール・ギオーム(Paul Guillaume)のこと。

080506paulguillaume.JPG

彼はね、近代美術専門の画商で、
オランジュリーの地階は、彼のコレクションが展示されているのです。

展示はまず、彼のサロンを模した部屋に始まるのですが、
そこには当時20世紀初頭の印象派を中心とした
近代美術が非常に盛りを迎えていた頃の、
我々の誰もが知る芸術家たちの作品がごろごろとあって、
絶妙なバランス感覚でもって、壁に掛けられてある。
その豪奢な眩しさに、私達は

えーっexclamation&question

と言い、一気に興味が沸いてくるわけです。
どーせ、貴族のボンボンだろーと思いきや、
彼の生い立ちは恵まれていたわけではなく、
若くして自動車整備所に勤めていた彼は、
貨物のゴムの中にアフリカの彫刻を見つけ、
これをショーウィンドーに陳列したところ、
詩人アポリネールの目に留まったのが縁になり・・・・
ということで彼の画商としての物語が幕開けたわけです。

ま、たまたまアポリネールの目に留まる、というのが
いかにもパリなのですが。

写真は、モディリアニが描いた彼の若かりし肖像なのですが、
(図録より引用)
若く、洗練された風貌の中にも、左上に名前が高らかに書かれているところが、
まだ無名な彼を物語っているそうですが、
すでにやり手な雰囲気、生意気な感じがよく出ていて、
私はこの絵がとてもとても心に残った次第です。

ほんと、かなり払拭できない一枚です。


ちなみに、彼のコレクションの名称は、
ギヨーム・コレクションではなく・・・
ヴァルテール=ギヨーム・コレクションとなっていて、
それは、
ギヨームの妻ドメニカが、ポールの死後に建築家兼実業家のヴァルテール氏と結婚した後、
コレクションをアレンジしてより価値あるものに高め、
寄贈することを最終的に決めたとのことで、、、

ポール・ギヨームももちろんすごいけど、
ドメニカも、、、これまたやるなぁと、

時代背景と、生きざまに(といってもほんの一面しか見てないのですが)
コレクションの一点一点に劣らぬ心のどよめきがあったのでした。


うーん、今もなお、いやぁやるなあと、、
そればかり思うのですよ。


ドメニカさんのお顔もまた近いうちに披露できればと思います。




     スペード
posted by みかん at 00:00| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ART | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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