2007年10月03日

年金のお話 事例@-2 ある女性の生き方とともに/手続編

さてさて、今日は昨日書いた事例@の続きですよ!
ある女性A子さんの人生年表を追って、
年金の手続きについて見ていきます。

非常にベーシカルなものです。

色が付けされている文字 (←こんな風に)が、
手続きについて考えなければならないタイミングです。

昨日掲載した文章を一つずつ見て行きましょうね。


LET'S GO手(グー)


A子さんは、大学卒業後、22歳で会社Lに就職しました。

@まず、この文から20歳到達時にA子さんは在学中であったことがわかります。
国民年金は、20歳から加入することになっています。
20歳到達の少し前に市区町村から年金の案内が送られてきます。
特に必要な手続きはありませんが、案内に従い、保険料を納付します。

A次に、就職に伴って、
就職した月から厚生年金の被保険者となります。
手続きは、会社がしてくれることになっていますが、
手続きをしてもらうために、A子さんは会社に年金手帳を
提出する必要があります。

ここで、@で加入した国民年金はどうなるのか?
という疑問があるかと思いますが、Aの手続きをすることによって、
自動的に切り替わるようになっていますので、ご安心下さい。
また、Aの会社員で厚生年金に加入している間も、
国民年金には加入していることになっています。
ただし、厚生年金から保険料を徴収されますから、
国民年金保険料は払う必要はありません。


@のような立場を、国民年金第1号被保険者
Aのような立場を、国民年金第2号被保険者といいます。


しかし、いろいろ問題があり、2年後退職しました。

B会社を退職をしたら、
会社員として入っていた厚生年金の被保険者ではなくなる手続きを
・・・これは、会社がやってくれますので、放っておいてOKです。
ただし、退職した日の翌日から第2号被保険者ではなくなりますから、
翌日付でまた第1号被保険者になる手続きをします。
 次項有 市区町村役所にて手続きします!


その後、しばらく就職活動をした後、会社Mに再就職しました。


C会社に再就職したら、
上記Aの場合同様、やはり手続きは会社Mがやってくれます。
 位置情報 ただし、年金手帳を提出してくださいね。


会社Mでは、人間関係に恵まれ、長らく仕事をしていましたが、
結婚することになり、会社Mを退職することにしました。

なお、平成×年6月10日に入籍し、平成×年6月20日に退職しました。


Dこの場合、入籍してから退職したので、
まず、退職日までは、仮に入籍しても変化がなく、
そのまま会社Mの社員として厚生年金に加入し、
第2号被保険者であることになります。



退職後、雇用保険の基本手当を受けながら
(一般的に失業保険と言われているもの)
しばらく仕事を探していましたが結局、生活にもう少し慣れるまでは会社Nで短い時間でパートをすることにしました。



そうそう、ここからがいつも質問される部分なのよね。
時々質問をされるところです。

Eまず、退職をしたので、会社員として入っていた厚生年金の
被保険者はではなくなります。
この手続きは会社がやりますので、放っておいて大丈夫です。
しかし、今回の退職時の手続きは、上記Bとは違ってきます。
それは、A子さんが結婚していて、夫の扶養に入ることが
できるからです。


このパターン、とても多いのだけれど、
ちょっとややこしい部分があるから、
次回にもう少しじっくり見ていくことにしようかな。


今日は、ここまで。

・20歳以上の日本在住者は国民年金に加入すること

・会社員は厚生年金保険に加入することになること

・厚生年金保険の加入者も国民年金に加入し続けていることに
なっていて、しかし保険料は厚生年金保険の方だけ支払うこと

・会社の入社・退社のタイミングで手続きが必要なこと


これらのことを見てきたつもりです。

実は、とても単純なことなのだけれど、
改めてこうやって順を追って書いていくと、
言葉足らずだったり、分かりにくい部分も
おありかもしれませんが。。


また、次回もお楽しみに・・・



    手(パー)猫


         
posted by みかん at 23:40| 兵庫 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 社会保険労務士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あぁ、出たね〜年金の話。
もうすぐしたら日本に完全帰国かもしれないので、
なんだか身近に感じるこの話題。

一応区役所には行ったんだけど、こちらで
仕事して、いちおう税金と年金も払っているのは、
どうなるんだろう??!
最近日本とフランス間で何か社会保障の協定の変更が
あったはずだよね〜。

まずは自分で調べることから始めます。
(答えなくていいからね〜!)
Posted by ヌーヴェル・ヌーヴェル at 2007年10月04日 04:42
新企画、スタート、だね!!

 扶養認定の話がちらほらと見え隠れしてきたね〜。

 扶養の手続きって抜くのはたやすいけど、いれるのってホント手間食うよね(オレだけかも)その人その人で添付書類は変わってくるし、従業員もなかなかこっちが指示したように書類用意してくれんし。
 また、健保と従業員の板ばさみになったりとかね・・・。みかんさんとこの担当者の方も手間くっとるんじゃないかな?

 こないだ、うちの従業員で「ウチの家内を扶養にいれてくれ〜」って大騒ぎしとる人がおって、オレが「なら、異動届に必要事項記入して、添付書類(メモを渡して指示)用意してください」って 言ったら、もう半月経つけど何も言ってこない。「手間食うなら、扶養入れていらんわ〜」ってことなのかな〜。

 ともあれ、扶養認定はいろんなケースがあるでいつも勉強になります。(というよりオレがかなり勉強不足?)


 続きに期待してま〜す!!
Posted by こむ at 2007年10月04日 23:15
☆ヌーちゃん

そうでしょ?身近でしょ?
今日は、今月半ばから渡独する友達の送別会だったの。
その友達のことにしても、ヌーちゃんのことにしても、
私も一度よく調べてみたいなとは思っているんだけど。。

そうそう、協定はもうできているよ!
二重加入を防ぐための協定ね。
手続きは面倒かもしれませんので、覚悟しておいた方がいいかも。。


Posted by みかん at 2007年10月05日 01:20
☆こむさん

これはね、新企画というより、
以前コメントを下さった方のリクエストがあって、
それをずーっとやってなかったんだけど、
やっと腰を上げて書く気になったのよ。
もうその人はこのブログを見ていないかもしれないけどね。

>扶養の手続きって抜くのはたやすいけど、いれるのってホント手間食うよね

ほんとまさしく、仰るとおりなんです。
でも、この仕事は私の担当じゃないんです。
しかし、担当の人がいろいろご本人に有利になるよう、
誤って認定が下りないことにならないよう、
アドバイスしてる様子。。はい。

>もう半月経つけど何も言ってこない

こういう人も確かにいますね。
ほんと困りますよね。どないやねんですよね!

Posted by みかん at 2007年10月05日 01:30
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