2007年07月09日

会社を辞めたくなるとき

(って・・・ちょっとブラッキーなタイトル。)
(久々ブログなのに、爽やかさもなにもあったもんじゃない・・ごめんなさい)



今日は朝イチから、ある社員の人事関係の書類が回付されてきました。
ファイルを開くと・・・
そこには、部署でもホープ的存在である若き社員が退職するという内容。
これからも力強い前進を見せてくれるものと思っていたのに。

私はお隣の席の人事の先輩と、ただ沈黙し・・・
しばらくの間、私達の間には“意外”が渦を巻いていました。


実は今、わが社は非常に底力を必要としているとき。
5月に社長が替わり、
来年から義務化される内部統制(日本版SOX法)に対応しなければならない。

社長が替わったというのは、
つまり、会社がもう一度ムダを見直し、より営業利益を上げるよう
最大限努力をしなければならないことに他ならない。
内部統制は、金融商品取引法の改正によるもの云々、説明を受けている。


人の退職を横目で見ながら、かく言う私も退職については
考え迷っている。。
会社では、本当にいろいろなことに巻き込まれるし
(巻き込まれることが勉強になるのだろうけれども・・)
日々の雑務に奔走し、やるべき核となる仕事に着手できず、
挙句の果てに社員の愚痴を聞き、
それは、私や総務の努力不足である、
もっともっと改良しなければならないと自己嫌悪に陥る。
絶対に諦めずに取り組みたいとは思うものの、、
その循環で、ねちねちと居座っている。
日々、これ葛藤。

私の志向としては、
もっと専門的な方向へ行きたいというのがあるけれど、
でも、この納得できない状況を捨てて、退職するか??と思ったとき、
今の現状の問題も何一つ解決できずに、
他に行って一体何が出来るというのだ?と自問する。


とはいえ、考え方次第だとは思っている。
どこで線を引くか。
総務に居て、いろいろな退職者を見てきて思うのは、
退職って、結局はタイミングだなと。。。
退職の理由は、きっと皆さんたーくさんいーろいろあるのだろうと思う。
しかし、本当にその時がやってくるのは、
何らかのきっかけ、引き金があるのだろう。
それは何か些細なことかもしれないけれど、きかっけがあるのだろう。

今改めて思っていることは、

@会社を挙げて、周りを総動員させてみんなでがんばろう!と声を挙げることが、いかに難しいかということ。

A現在の会社の状況を、もういちどチェックして私自身も進むべき方向性をはっきりさせる時かな、ということ。


@については、
今回退職する社員の態度を振り返って思ったのだが、、
今この時、みんなが一致団結しなければならない時というのは、
ある程度能力がなくてもやる気のあるものを大切にし奮起させ、
どんどん力にしなければならないのではないか、
というのが私の考えなのだけれど、
この社員の態度では、出来ないやつはもう要らないということだったように思う。
そんな消極的なことでは、ただでも業務が忙しい中、
新しい体制に誰もついていかないぞ!!


Aについては、
他ならぬ、私自身の危機管理。
要するに、ホープだった社員が辞めた理由は、
会社の体制に危機を感じた可能性があるということ。
会社とともに、ダメになるわけには行かないということ。


この社員のことを私はとやかく言う気はさらさらないのですが、
とにかく、目を覚まされました。



最後に。
会社の仕事で苦しい時に、繰り返し頭を巡る物語があります。
読書量のきわめて少ない私に、この物語との出会いを与えて下さったことを
私は神様に感謝しなければならないのですが、

ゴーリキー『イゼルギリ婆さん』の三章目、
勇士ダンコの物語です。

短いお話なので、短編集に入っています。
この話を読むと、とてもちっぽけで自分のつまらなさに気付き、
改めて頑張ろうと、思うものです。

ひと踏ん張りしなければならない方は、一度読んでみて!
おすすめです。


   本
posted by みかん at 00:00| 兵庫 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | 人事総務のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 おはようございます。
 私の会社でもこの4月に入社したばかりの社員が突然、辞表を提出してきました。入社時研修の時
勝手に自宅へ戻ってしまった実績があったとのこと。その後も鬱状態の日が続いたことも・・・
早い決断、会社にとってもプラスなのかも?
Posted by にゃ at 2007年07月12日 08:16
お久しぶりです!
今回の内容、とても深いもので、職業年数の短い私は何もいえないけれど・・・
ただ、こんな私も、就職したときは、ずーっと続けるつもりでいたことは事実なんです・・・。

最後の本、ぜひ読んで見たいと思い、メモしました!
Posted by がっちゃん at 2007年07月12日 17:15
☆にゃんたさん

ご無沙汰しております。
更新が久しくなってしまっていて・・オハズカシイです。
にゃんたさんは(≡゚∀゚≡) コンスタントに
アップされていますね!頑張ってください☆
(私もガンバロ〜・・・!)

にゃんたさんのご勤務先の社員さんは、適性を考えると、
双方にとってやはりこれでよかったのかもしれませんね。
合う合わないって、ありますものね。

お仕事、頑張ってまいりましょうね〜!!

Posted by みかん at 2007年07月13日 00:34
☆がっちゃん

ほんとお久しぶりです。ご無沙汰してます。
英語で書くといっておきながら、ごめんなさい。
気になってはいるのですが、またそのうち!!

そうね、ずっと続けるつもりでも、
人生、どんなことがあるかわかりませんものね。
人生のいろいろなできごとに、
柔軟に対応できること、それって私の理想だわ。

この勇士ダンコのおはなしはね、
岩波文庫だと、『ゴーリキー短篇集』という赤ラベルに
入っているの!
読むといつも、ドキドキするんですよ〜 (* ^ー゚)ノ

Posted by みかん at 2007年07月13日 00:41
バックナンバーだけど、ちょっと気になった題目だったもんでコメントしてみました。


 一応、人事の業務に携わる者として、今までも自己都合退職者を何人も見送ってきたけど、オレ自身は特に若い子には「会社に入ってからホントにやりたい仕事が見えてくるもの。自分の人生なんだし、会社にひけ目を感じんくてもいいでさ」と言って見送ってきました。かなりドライだけど、働くのは自分(およびその家族のため)であって、働く=会社に対しての「御恩と奉公」ではないと思ってます。


 前にも言ったかも分からんけど、ウチの会社は終身雇用が前提としてあり、処遇も成果・能力に関わらず、年齢・勤続年数に応じて上がっていくシステム。安定はしとるけど、バリバリ働いて成果を出した人に報いる制度がなく、半面、働かない者にとっては天国である。結果、改善意欲もあまり感じられず、活気のない職場であったりするわけで、そのせいか、小さい会社の割には離職率が高かったりする。そして経営者は「最近の若いモンは骨がない」などといってボヤくのみ。こういう状況だからこそ、会社も会社の体制などにも問題はなかったか、と見直すことは必要なんだけども・・・。

 会社としてある程度慰留は働きかけるけど、やはり個人の意思を尊重してやるべきだと思うし、会社は普段からそういうことを念頭において、個人能力のみに頼らず、ノウハウの共有、作業手順の確立(製造も事務作業も)などを確実に整備していかないといけないんだろね。ちなみにウチはできてません・・・。
 
 
 関係ないけど、一昨年、オレが転職活動をしとる時に某会社(ベンチャー企業)の社長さんと面接しとるときに言っていたのが「会社と従業員、双方にメリットがあるからこそ雇用関係がなりたっているのであって、だから私はウチにずっと勤めてくれとは言わない」とのことだった。その人は外資系企業でやってこられた社長だけにその辺り考え方はドライだったりするけど(年俸制、残業なし、完全能力主義など)、良くとれば、個人は会社と対等の立場で、その1:1の契約関係の集合体で会社は成り立っているんだ、という考え方なのかな、と思ったりしてます。


 みかんさんも人事に携わる者として社員という人材資源の流出は頭が痛いとは思うけど、それを少しでも防げるような体制作りができるとよいね。問題意識をもって仕事しとるのが見て取れるし、がんばっとるな〜って思いました。

 ながながと、とりとめもなく失礼

 
Posted by こむ at 2007年08月09日 19:50
☆こむさん

うわぉ〜!
こむさんの熱いお気持ちが伝わってきました。
ありがとうございます!

>安定はしとるけど、バリバリ働いて成果を出した人に
>報いる制度がなく、半面、働かない者にとっては
>天国である。

わかります、うちもそういうところがなくはないなぁ。
成果を上げているわけではない私でも、
時々がんばること自体がばかばかしく思えてしまう
瞬間があるよ。。
自分が情けなくなりながらも(><)


>会社は普段からそういうことを念頭において、
>個人能力のみに頼らず、ノウハウの共有、
>作業手順の確立(製造も事務作業も)などを確実に
>整備していかないといけないんだろね。

そうですねー。
この辺のことは今後はさらに注目されるのでしょうね、
コンプライアンスがどうとか、内部統制がどうとか、
そういう観点からも!
大きな優良会社にとっては当たり前のことなのかもしれないけれど
小さな会社にとっては、大きな課題だったりしますです。


>「会社と従業員、双方にメリットがあるからこそ
>雇用関係がなりたっているのであって、だから私は
>ウチにずっと勤めてくれとは言わない」とのことだった。

そねー、ほんと経営者の考え方によって、状況は180度
変わりますね〜。
でも、この言葉は、よい場合ときつい場合とがあるような気がします。
どうだろう、やはりなんというか、、
会社は、「文化」ですね。
その「文化」がお互い重なり合うか、共有しうるか、
そこが問題なのでしょうね。

こむさんのコメントに、
とても刺激を受けました。

本当にありがとう!!


Posted by みかん at 2007年08月10日 00:18
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