2010年02月09日

有給休暇 2.有給休暇の趣旨

第一回目を書いてから、少し日があいてしまいました。
有給休暇について語っています。

前回触れた、4月から施行となる法改正は、
長時間労働や、有給休暇の消化率が低いことにより、
その打開策として打ち出されているものですが、
有給休暇については、使用者側と労働者側で
認識に大きな隔たりがあることが多いので、
まずは、有給休暇の基本の「き」を見ていこうと思っています。


有給休暇の趣旨は、次のように厚生労働省の資料で明記されています。

労働者の心身の疲労を回復させ、労働職の維持培養を図るため、
また、今日、ゆとりある生活の実現にも資するという位置づけから、
休日のほかに毎年一定日数の有給休暇を与えることを規定している。



この文言は、従来より趣旨としての定型文として出てくるもので、
今回の法改正に関する資料にも記載があります。


使用者側の方へご理解いただきたいのは、
「休日のほかに」という部分でしょうか。
確かに、法律では週1日の休日を取得することが決められていますが、
それとは別に取得可能な休暇を与えなさいということです。

甘い! と言いたいですか?

しかし、こうした法律が無ければ労働者は
ややもすると奴隷のようになってしまうのが目に見えてしまうのですが。。


休日と休暇は意味が異なり、
休暇とは、本来は業務がある日、つまり労働の義務のある日に
就労義務の免除を受けた日のことをさします。

休日とは、本来労働の義務のない日ということになります。



ひとまず今回は、法律で、
休日以外に上記の趣旨により、お休みすることが
権利として認められていることを書きました。


ここで鋭い方は、
「権利として?」と思われるでしょうか。

次回はこの取得方法について、語りましょう!

有休は、請求することによって初めて発生するのか、
それとも権利としてあるものなのか??


posted by みかん at 08:11| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会保険労務士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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